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2020/05/08 15:15

私達は2020年4月から、布マスクを手作りし、無償で配布する活動をはじめました。

きっかけは、一人の職員が自宅の古着を使って布マスクを作って持ってきてくれたことでした。

新型コロナウイルス感染症の流行によりマスクが手に入りづらく心もとない中、

その職員の心遣いは、そんな不安を少しだけ軽くし、とてもあたたかな気分にさせるものでした。


これをもっとたくさんの人に届けられないかな?


そんなアイディアから、この活動が始まりました。



提供実績


総枚数 約1,000枚(2020年5月8日まで)


これまで京都市内の保育園や福祉施設、企業・団体や個人の皆様を中心にご提供してきました。

また4月24日には京都府に300枚、5月1日には京都市に300枚寄贈させていただき、感謝状を頂戴しました。

布マスクは府や市を通して、必要な方々に配布していただけるそうです。


ご提供先(一部)

・京都府 様 300枚

・京都市 様 300枚

・たちばな保育園 様(下京区) 60枚

・株式会社わくわく共育ステーション 様(上京区) 15枚

・デジタルハリウッド株式会社 様(東京都) 12枚

・あさか訪問はりきゅう院 様(大阪府) 10枚


そのほか、京都府内外の企業・団体、個人の皆様へご提供させていただいております。




▲京都府 様




▲NPO法人Lily&Marry'S 様




▲たちばな保育園 様




▲NPO法人スリーピース 様


 



着物マスクについて


最初は古着で試作品を作ったところから始まりましたが

ご提供する布マスクには、各方面よりご提供いただいた新品の生地で制作しています。

特に人気なのは、着物生地を使った着物マスク

艶やかな色彩、粋な紋様は高級感があり、見ても身につけても楽しめると多くの方にご好評いただいております。



生地は、表地と裏地共に正絹(しょうけん)を使用しています。

通気性が良く、蒸れにくい素材で、肌触り感も◎です。

表地は京都の舞妓さんが使う華やかなお着物や長襦袢、男物は粋な柄の生地などを使い

他には無い雰囲気で気分UP!


顔にフィットするよう、丁寧に縫製しています。

上下にマチを付けているので、鼻とあごをしっかり覆うことができ、安心感があります。

メガネが曇りにくいのもポイントです。

マスクと口の間にガーゼを当てていただくと、より快適にお使いいただけます。

ガーゼを当てた場合も、ズレにくいような作りになっています。




※このマスクは感染防止を保証するものではありません※



つくり手について


NPO法人クリエイター育成協会(CRA)が運営する障がい者就労移行支援施設ワークサポートセンター(WSC)就労継続支援B型Nest Lab. Kyotoの利用者さん、職員、理事長総出で手作りしています。

事業所内が密集空間にならないよう、作業人数を調整しています。





 

こちらのショップで得た販売利益の一部は、この布マスクに必要な資材を購入するためにも使わせていただきます。